【賃貸経営情報①(ZEHについて)】
(一社)賃貸不動産経営管理士協議会は、賃貸住宅管理業務の現場の実務に役立つ、有益な情報を配信しています。今回は、「ZEH」についてご案内させていただきます。本年4月、新築住宅における省エネ基準適合が義務化されます。加えて、政府は「2030年度以降新築される住宅について、ZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」としており、今後、賃貸住宅においても、ZEH物件が増えることが予想されます。
〇ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは
外皮の断熱性能の向上+高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギー等を導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅です。
〇ZEHのメリット
経済性
高い断熱性能や高効率設備の利用により、月々の光熱費を安く抑えることができます。
快適・健康性
高断熱の家は、室温を一定に保ちやすく、快適な生活が送れます。
また、急激な温度変化によるヒートショックによる事故を防ぐ効果もあります。
停電への対応力
災害の発生に伴う停電時においても、太陽光発電や蓄電池を活用すれば電気を使うことができます。
一定の要件を満たしている物件については、省エネ性能ラベルに「ZEH水準」である旨の記載が可能となります。
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